39. 【要約】10万円から始める!小型株集中投資で1億円:お金の勉強

 

株式投資やってみたいなぁ・・・

少額でも投資できるかなぁ・・・

 

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少額でも株式投資ができることを教えてくれる一冊です!

 

「つみたてNISA」や「iDeCo」で投資信託を始めた方は多いと思います。

でも実際に株式投資をやってみた人はまだ少ないんじゃないでしょうか?

わたしもその一人です。

今回は、少額でも株式投資の始め方を学びます。

それでは、勉強開始!

著者紹介

・著者: 遠藤 洋(えんどう ひろし)

6年前まで普通のサラリーマン、いまは投資家・自由人。

投資コミュニティiXi(イクシィー)主宰。

1987年埼玉県生まれ。

東京理科大学在学中の夏休み、新しいことをやろうと、家庭教師のアルバイトで貯めたお金を元手に知識ゼロの状態から投資をはじめる。

すると有名企業の株より小型株、分散投資より集中投資のほうが、じつは低リスク&高リターンであることを実体験。

大学卒業後、ベンチャー企業に入社するも、投資で得た資金を元手に26歳で独立。

現在は投資しながら1年のうち半分は国内外を旅して自由を謳歌しつつ、次世代を担う投資家や事業の育成に力を入れている。

結論

1年以内に株価3倍以上になる「小型株」をみつけて、

1銘柄に「集中投資」すること!

じつは、小型株集中投資こそ、

最低リスク&最高リターン!

究極の投資方法なのです。

本書の内容

投資家になったワケ

大学の夏休み、軽いノリでFX取引にチャレンジ

あっという間に30万円を全損失

そこから投資の本や雑誌を買い、投資の勉強を始め

アルバイトで貯めた10万円で株式投資を始める

誰もが知る大企業や株主優待が魅力的な銘柄に投資してみる

株価が上がる気配なく、ズルズル下がる

下がる理由は、有名企業は知名度が高いため、みんなもうその会社の株を持っていて、新たに買う人が少ないこと

そこで、「まだ時価総額が小さい会社(小型株)に投資したほうが何倍にも伸びる可能性が高い」ことに気づく

投資で得た利益を、その次の取引に投資する「複利」でまわし、さらに給料やボーナスの一部を追加するなど、どんどん運用金額を増やしていく

ジャスダックマザーズといった新興市場の小型株集中投資で一気に資産が増える

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失敗してもあきらめず、投資を続けてきたことが良かったんだね。

「手元資金10万円」から資産1億円を築くまでのロードマップ

STAGE1 「手元資金10万円」

⇒1銘柄に集中投資する。仮に10万円投資してマイナス2万円で損切りしたとしても、学んで、過ちを繰り返さない。ここは「練習試合」。

STAGE2「資産100万円~1000万円」

⇒引き続き、10~20%で損切りしつつも、あきらめずに投資を続けることが大切。

・「きちんと続ける」だけで、将来の資産額が1桁とか2桁は違ってくる。

・このステージでも、投資先は基本1銘柄、多くても3銘柄。

STAGE3 「資産1000万円~3000万円」

⇒ここから先は一気に投資が楽になる。

・多くても3銘柄。

・もしものときのために、余剰資金(全資産の1~2割)取っておく。

STAGE4 「資産3000万円~1億円」

⇒このステージで大事なのは「資産を減らさない」こと。

・多くても5銘柄。

・余剰資金の目安は、全資産の2~3割。

STAGE5 「資産1億円超~」

 ⇒日本で上位2.3%に入る資産家の仲間入り。

・資産1億円を達成したご褒美を設定する。

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とにかく証券口座を開いて、やってみよう!

「とりあえずやってみる」ことが大切です。

それによって次の行動がうながされたり、必要な情報が入ってきます。

とにかく、やってみよう!!!

基本は株価3倍以上を目指せる銘柄をみつけること

1年以内に3倍以上になる成長株8つのチェックポイント

上場して5年以内の会社・・・日が浅い方が、その資金を活用して事業を拡大する「伸びしろ」が大きい。

時価総額が小さい(300億円以下)・・・時価総額とは、その会社を丸ごと買うときの値段。

時価総額が100億円と1000億円の会社があれば、1年以内に株価が3倍以上に成長しやすいのは、時価総額100億円のほう。3倍の300億円にしたいなら200億円増やすだけだから。

創業社長が現役・・・経営に対する覚悟や責任感、影響力のレベルが格段に強い。

社長や経営幹部が大株主・・・現役の創業社長が筆頭株主である場合、株価上昇を強く意識した経営が展開される。

高学歴の新卒社員がいる・・・高学歴で優秀な新卒が入るベンチャー企業は、その後、3~5年でほぼ例外なく業績が伸びている。

社員の平均年齢が若い・・・小型株「伸びしろ」という点で考えれば、若手社員が多い会社のほうが有望。

みんなが欲しいと思う商品を提供している・・・消費者目線に立ち、「自分が使いたい」とか「家族や友人にすすめたい」と思うような商品・サービスを展開している会社がいい。

株価チャートが上昇トレンド・・・投資資金が限られる個人投資家は「いま値上がりしている銘柄」に投資したほうが投資効率は高まる。

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該当する項目が多いほど、急成長するポテンシャルが高いよ。

あなたの身近にお宝情報がある

小型株集中投資では、消費者感覚で世の中の流行をつかむことが大切です。

あなたの身近にお宝情報が眠っているかもしれません。

例えば

・街なかで長い行列があるお店

・公共交通機関で目にする広告

・テレビCMを打ち始めた

これらのことに気づいたとき、「これはチャンスかも!」と反応しましょう!

業績も株価の伸びていく可能性が高いです。

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Twitterでの情報収集は「個人的な意見は無視して、事実だけを拾う」を心がけよう。

「買い時」と「売り時」

株式投資の基本は、有望な銘柄を「みつける」「買う」「売る」の3つのステップ!”

自分が「コレ!」と思った銘柄を見つけたら、次は「買い時」と「売り時」です。

コツは、

「商品・サービスが世の中に浸透する半歩前に上昇トレンドをつかんで投資し、

下降トレンドに転じる半歩前に売れば、大きな利幅を得られます」

ゲーム関連株を例とすると、

「買い時」は、自分のまわりで流行っていると実感したときです。

・まわりの友だちや子どもの多くがそのゲームで遊んでいる

・電車内でそのゲームをやっている人を見かけることが増えた

・実際に自分自身もそのゲームにハマって課金した

・テレビCMを大きく打ち始めた

そして「売り時」は、”誰もが知っている状態”になったときです。

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ゲーム会社の株は値動きが激しい。

パズドラが大ヒットしたガンホーの株は、たった1年で90倍に急騰したあと、急降下。

そして、約3年後には、5分の1の水準まで値下がりしました。

「売り時」のタイミングを逃すともったいないね。

株式投資でやってはいけない8つのこと

”投資で勝つにも「やらないことを決める」ことが大切!”

株式投資でやってはいけない8つのこと

分散投資はやってはいけない・・・分散投資は勝てない投資の典型です。分散投資は1銘柄にかけられる手間も集中力も限られてしまう。

×「タマゴを1つのカゴに盛るな」(落したときに全部割れてしまう)⇒これは間違い!

「タマゴは1つのカゴに盛れ」(ただし、どのカゴに盛るかは徹底的に調べ上げろ!)⇒正解!

※1つの銘柄に集中投資すれば、「失敗できない」という意識も強く働くため、より丁寧に調べるようになる。

下がった株を持ち続けてはいけない・・・塩漬けにした株は「業績は悪くないから、いずれ持ちなおすだろう」と思っても、その時点で損切して現金化にするのが得策です。

なぜなら、塩漬けの間、お金はロックされ、もっと値上がりする株の投資チャンスを失ってしまうからです。

「値下がりした株はそのまま下がり続け、値上がりしはじめた株はそのまま上がり続ける」

これは投資の七不思議の1つなのです。

有名な大企業の株は買ってはいけない・・・いま有名な大企業ではなく、いまは無名でも近い将来有名になりそうな会社が投資にとってのいい会社。

株式投資で大きな利幅を得たい投資家が買うべきなのは、いまは規模が小さくても、これから株価が大きく上昇しそうな会社です。

株価をみて買ってはいけない・・・株価ではなく「時価総額」をみる。

投資で勝ちたいのであれば、株価が安いか高いかで判断するのではなく、必ず「時価総額」の規模をチェックするようにしましょう。

キャベツで例えるなら、時価総額=キャベツ丸ごと1玉 株価=千切りしたキャベツ

Twitterで盛り上がっている株を買ってはいけない・・・有名な投資家がすすめているからといって、自分の頭で考えもせずに買うことは絶対にNGです。

Twitterを盛り上げ、自分の保有銘柄を値上がりさせるためのポジショントークかもしれません。

⇒当の本人は「売り時」を見ています。

理解できない株を買ってはいけません・・・理解する状態とは?⇒他人に説明できるような状態のこと!

以下を理解しましょう。

(1)事業内容は?

(2)ビジネスモデルは?

(3)商品やサービスはどんなところが優れている?

(4)社長はどんな人?

(5)大株主はだれ?

(6)時価総額は?

(7)売上高と利益は?

(8)株価が上がる根拠は?

(9)株価が下がるとすればどんな原因が考えられる?

(10)経営の課題は?

以上を答えられるようにしましょう!

銀行や証券会社がすすめる投資信託買ってはいけない・・・金融機関がすすめる投資信託などの商品は、ほぼすべてが金融機関が儲けるための商品だと思っていいです。⇒手数料で儲けようとしている。

他人に預ける投資はやってはいけない・・「高利回り」をうたった商品などで、他人に預ける投資があります。この”他人に預ける投資”の元本は最終的には全部失ってしまうと覚悟したほうがいいです。

なぜなら、ちゃんとした投資案件であれば、個人からわざわざ集めなくても、銀行や企業など、資金を出してくれるところがたくさんあるからです。

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やってはいけないことを忠実に守ることが、勝ちにつながっていくんだね。

まとめ

1年以内に株価3倍以上になる「小型株」をみつけて、

1銘柄に「集中投資」すること!

じつは、小型株集中投資こそ、

最低リスク&最高リターン!

究極の投資方法なのです。

「投資の神様」ウォーレン・バフェット氏はこう言っています。

’’株式投資の極意とは、いい銘柄をみつけて、いいタイミングで買い、いい会社である限りそれを持ち続けること’’

 

 

本書でも、株式投資の基本は、有望な銘柄を「みつける」「買う」「売る」の3つとありました。

「3つだけ」と聞くと、とてもシンプルですが、実際に行動に移すまでが大変ですね・・・

じつは、株式投資は「行動するか」「行動しないか」の2択なのかもしれません・・・

勉強して、自分の頭で考えて、行動する!

これしかありませんね!!!

 ◆

 ◆

 ◆

この記事があなたの人生に少しでもお役にたてればうれしいです!

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

以上、「10万円から始める!小型株集中投資で1億円」の要約でした!

 

 

 

 

 

38. 【要約】「投資の『超』基本」:お金の勉強

 

投資って楽しいのかなぁ・・・

 

 

本読んでみたけど、難しそうだなぁ・・・

 

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そんなあなたに、投資の楽しさを教えてくれる一冊です!

 

「投資」というと、

「ギャンブルみたい」・・・

「危なそう」・・・

などのイメージがありますね。

しかし、投資はそもそも、大勢の利益を守るために発明された仕組みです。

17世紀の大航海時代、商人たちは貴重なアジアの香辛料をヨーロッパにもたらすことで、巨額の富を得ました。

一方で、嵐や疫病に見舞われ、全財産を失う危険もありました。

危険がともなう航海に際し、大勢で出資して航海に成功すれば、貿易で得た利益の分け前を出資した者に分配する。

これが「投資」の始まりと言われています。

いま現在、「投資」は私たちにもできる時代です。

「投資」の仕組みをしっかり学んでお金を増やしていきましょう。

それでは、勉強開始!

著者紹介

・著者: 泉 美智子(いずみ みちこ)

株式会社六次元(子どもの環境・経済教育室代表)。

全国各地で講演活動、テレビ、ラジオに出演。

 

・監修者:奥村 彰太郎(おくむら しょうたろう)

ファイナンシャル・プランナー(CFP)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士

1995年マネー情報誌『あるじゃん』を創刊、発行人を務める。

結論

株式投資に興味をもち、

「教科書的な知識だけでは実感が湧かなかった。経済の動きや世界情勢などを肌で知る手立てとして、銘柄や株価を知った・・・。社会を見る目が変わって、すごく楽しい!」

と言ってたことを今思い出しています。

出典:投資の『超』基本 p.2

本書の内容

ライフプランと投資

”早いうちから将来設計をイメージしよう”

人生のこれからを思い描いてみましょう。

・どんな仕事をする?

・勤める?独立する?フリーランス

・何にお金をかける?

・したいこと、譲れないことは何?

・どこに住む?家を買う?賃貸?

・子どもを育てる?何人?

・リタイヤはいつ?

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日々の生活の充実だけではなく、長期的な将来設計をイメージして、マネープランをしっかり考えよう。

金融商品を選ぶポイント

”投資の目的に合わせて金融商品を選ぶ”

金融商品3つのポイント

「収益性」(増やす)・・・投資したお金が大きくなって返ってくる。

※目的:老後資金を貯めておきたい

※商品:株式、投資信託

「安全性」(守る)・・・・リターンは低いがお金が安全に守られる。

※目的:住宅購入資金、子供の教育費

※商品:預貯金、債券、保険

流動性」(備える)・・・お金が必要になったときすぐに引き出せる。

※目的:病気や失業など、万が一のとき

※商品:現金、預貯金

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3つすべてを備えた商品は、残念ながらありません。

ライフプランに合わせて、バランスよく組み合わせよう。

主な金融商品

株式投資

株式投資は、証券取引市場に上場している企業の株式を売買したり、配当や株主優待で利益を得ることです。

※値上がり益や配当を得るのが株式投資のメリット。その反面、株価の値下がりや経営破綻などのリスクをともなう。

収益性☆☆☆ 安全性☆ 流動性

『債券投資』

債券とは、国や企業が市場から資金を得るために発行する有価証券。期限が来たら額面金額が返済されます。債券を持っている間は利息を受け取ります。

国債をはじめとする安全性の高い公共債がある一方で、企業が発行する社債には信用度のリスクがあり、外国債には為替変動のリスクが存在します。

収益性☆ 安全性☆☆ 流動性☆☆

投資信託

投資信託は、「ファンド」ともいい、株式や債券などさまざまな金融商品を組み合わせた商品です。

※少額で始められ、専門家が運用するので、投資の手間や時間がかかりません。また、分散投資のため、リスク軽減が図られていますが、元本保証はありません。

収益性☆☆ 安全性☆ 流動性☆☆

株式投資の仕組みを知る

株式とは

株式とは、企業が事業資金を投資家から調達した際、投資家に渡す預かり証です。

株式を持った人は、その企業の株主となります。

株主のメリットは2つあります。

キャピタルゲイン・・・株式の売却益

インカムゲイン・・・配当と株主優待

株式市場とは

株式は世界各国で取引されていて、株価は常に変動しています。

株式市場

【日本の証券取引所

東京証券取引所(一部、二部、マザーズジャスダック

札幌証券取引所

名古屋証券取引所

福岡証券取引所

【海外の証券取引所

ニューヨーク証券取引所、ナスダック(アメリカ)

・ロンドン、ユーロネクスト、上海、香港、ボンベイ・・他

会社の決算書を見る

株式では、利益を得るだけでなく、自分が投資することで社会の役に立つかどうか、という視点も大切です。

そのためには、会社の動きを知る必要があります。

会社が好調なのか、不調なのかを見極めるため、決算書を見ましょう。

決算書とは、

貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」

3つから成り立っています。

主に見るのは、

貸借対照表」「損益計算書です。

貸借対照表とは、会社の事業資金がどこから集められているか、またどのような形で保有しているかを示すもの。

損益計算書とは、その期間、会社がいくら儲かったかを示すもの。

キャッシュフロー計算書とは、企業に入ってくるお金から、出ていくお金を引いた収支のこと。

お金の流れから、経営状態を見るもの。

・営業活動によるキャッシュフロー

・投資活動によるキャッシュフロー

・財務活動によるキャッシュフロー

 がある。

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決算書の知識は投資だけでなく、仕事上でも役に立つから、しっかり勉強しておこう!

まとめ

株式投資に興味をもち、

「教科書的な知識だけでは実感が湧かなかった。経済の動きや世界情勢などを肌で知る手立てとして、銘柄や株価を知った・・・。社会を見る目が変わって、すごく楽しい!」

と言ってたことを今思い出しています。

出典:投資の『超』基本 p.2

上記の言葉は、著者の講義を受けた学生の言葉だそうです。

自分で銘柄を選んで投資することで、その企業のスマホのニュースやテレビの情報に関心が湧きます。

投資はお金を増やすだけでなく、投資を通じて、世の中の勉強にもなります。

勉強になる上、自分のお金も増えれば、喜びは倍増しますね。

投資を楽しみながら、挑戦してみてください。

 ◆

 ◆

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この記事があなたの人生に少しでもお役にたてればうれしいです!

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

以上、「投資の『超』基本」の要約でした!

 

37. 【要約】難しいことはわかりませんが「お金の増やし方」を教えてください!:お金の勉強

 

ボクみたいな素人でも、お金を増やすことってできるのかなぁ・・・

 

 

お金を増やすには、何からすればいいの?・・・

 

 

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そんなあなたに、「お金の増やし方」を教えてくれる一冊です!

 

今回は、難しいことはわかりませんが「お金の増やし方」を教えてください!を学びましょう!

お金を増やすには、「投資をしなさい!」ってよく言われるけど、

ぶっちゃけ、何から始めたらいいのか分かりませんよね?

本書はそんな疑問に応えてくれます。

マンガ形式で図解も多く、とても読みやすい内容です。

それでは、勉強開始!

著者紹介

・著者: 山崎 元(やまざき はじめ)

経済評論家。専門は資産運用。楽天証券経済研究所客員研究員。マイベンチマーク代表取締役

1958年、北海道生まれ。

東京大学経済学部卒業、三菱商事に入社。野村投信、住友投信、メリルリンチ証券など12回の転職を経て現職。

結論

■ 家も買わない

  保険も入らない

  買うのは個人向け国債とインデックスファンドだけ

  それをNISAとiDeCoで最大限に利用する!

 

■ 人的資本=人間の株価

  人的資本を高めれば・・・

 ・経済破綻や会社の倒産など、不測の事態に対応できる

 ・(資産が増えれば)嫌な仕事をしないですむ

 ・好きな仕事をして人生が充実する

本書の内容

マイホームを買ってもいいですか?

”住宅の購入には、大きなデメリットがあります”

家を買うことのデメリット3つ

① 人口が減って空室が増え、不動産価値が減る

② 資産の分散ができない(住宅に資産をつぎ込むため、他の投資ができない)

③ 手数料が高い(買うとき3%、売るとき3%)

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ローンの金利複利で膨らんでいきます。

もし、家を買うなら、早めにローンを返済しましょう!

保険は入った方がいいですか?

”「自分が死ぬと家族が路頭に迷う」そんな人だけが生命保険に入る”

どうしても必要な人だけ、ネットの保険会社で掛け捨て型に入りましょう。

 

もし、ボクが死んだとき、保険に入っていなかったら?

 

 

もし、あなたが亡くなっても、国民年金厚生年金に加入していれば、

遺族年金がでます。

遺族年金の例

一世帯で約166万円(1ケ月約13.8万円)がでます。

※平均標準報酬 月額35万円 配偶者と子供2人、厚生年金加入の会社員が亡くなった場合で算出

 

もし、ボクが大きな病気やケガで保険に入っていなかったら?

 

 

もし、あなたが大きな病気やケガで高額な医療費が発生しても、

国の健康保険に入っていれば、高額療養費制度で一定額以上が戻ってきます。

高額療養費制度とは

ひと月にかかった医療費が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度があります。

【自己負担限度額】

年収300万円だと、ひと月あたり 約6万円 まで

年収500万円だと、ひと月あたり 約9万円 まで

年収800万円だと、ひと月あたり 約17万円 まで

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保険に入ったと思って貯蓄をしておき、いざというときにそこから使おうね!

ド素人はどうやってお金を増やせばいいですか?

本書では、お金を増やすには「個人向け国債投資信託をすすめています。

個人向け国債は、国が保証しているので銀行よりも安全(利率は0.05%と定期預金よりは良い)

投資信託は、小さな金額から買えて、分散投資ができる。

投資信託」とは、株の詰め合わせです。(複数の会社に分散しています)

投資信託を選ぶポイント】

・運用管理費用(信託報酬)の安いものを選ぶ

・販売手数料の安い、ネット証券で買う

・毎月分配型を選ばない(再投資型を選ぶ)

・ファンドの資産規模、流動性を確保する

・過去の成績で選ばない

【オススメの投資信託

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)・・日本の主要な会社全体に分散投資している

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス・・海外の先進国の主要な会社全体に分散投資している

※この二つの商品を半分ずつ買う。

プラス、NISAiDeCoといった制度を最大限に利用する。

NISA,iDeCoの参考記事:36. 【要約】「お金の『超』基本」:お金の勉強

5%で運用すると

インデックスファンドで、日本と先進国にまんべんなく投資をすれば、おそらく平均で年5%アップくらいが見込める

月に5万円を積み立て、5%複利で運用できたら、

30年後には4100万円に!(元金1800万円、運用益2300万円)

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年間5%ってたいしたことなさそうだけど、複利で長期運用すれば、かなりの金額になるんだね!

複利の力ってスゴイね!

まとめ

■ 家も買わない

  保険も入らない

  買うのは個人向け国債とインデックスファンドだけ

  それをNISAとiDeCoで最大限に利用する!

 

■ 人的資本=人間の株価

  人的資本を高めれば・・・

 ・経済破綻や会社の倒産など、不測の事態に対応できる

 ・(資産が増えれば)嫌な仕事をしないですむ

 ・好きな仕事をして人生が充実する

 

お金のことを学んできましたが、大切なことは、自分自身に投資をすることです。

自分に投資をすることで、あなたは大きなリターンを受けることでしょう。

そのリターンは、あなたの人生をきっと最高なものにしてくれるはずです。

会社にしがみつかず、自分自身への投資を優先してください。

なぜなら、会社はこれまでとは違い、一生面倒を見てくれるところではありません。

これからは、自分で能力を高め、どこの会社に行っても通じるスキルを身につけてください。

そして、自分のやりがいを見つけて、人生を好きなことで楽しく生きていきましょう!

 ◆

 ◆

 ◆

この記事があなたの人生に少しでもお役にたてればうれしいです!

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

以上、 難しいことはわかりませんが「お金の増やし方」を教えてください! の要約でした!

 

36. 【要約】「お金の『超』基本」:お金の勉強

 

社会に出たばっかりで、お金についてよくわからないなぁ・・・

 

 

知らないことだらけで不安だなぁ・・・

 

 

今、必要なお金の知識ってなんだろう・・・

itteki
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社会に出て、必要なコトを教えてくれる一冊です!

 

 

今回は、「お金の『超』基本」を学びましょう!

世の中の仕組みは、学校で習っていないことばかりです。

社会に出たばかりの人は、特に「お金」のコトに対して、とても不安だと思います。

「給与がいくらあったら生活できるのかな?」とか、

「税金や社会保険ってなんだろう?」とか、

知らないことばかりです。

まずは自分が知らないことが何なのかを理解して、「お金」に関する全体像から学んでいきましょう。

それでは、勉強開始!

著者紹介

・著者: 坂本 綾子(さかもと あやこ)

日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定CFP、1級ファイナンシャル・プランニング技能士

1988年より、女性誌、マネー誌にて、お金の記事を執筆。取材した人数は1000人以上。

 

・監修者:泉 美智子(いずみ みちこ)

子供の経済教育研究室代表。ファイナンシャル・プランナー。

消費者教育を中心に、全国各地で講演活動を行う。

結論

お金の6つの機能

①「稼ぐ」

「納める」

「貯める」

「使う」

「備える」

「増やす」

を把握する。

 

「お金の活用力=金融リテラシー」を若いうちから身につけておくことが大切。

本書の内容

 

「稼ぐ」

”お金の稼ぎ方は自分で選べる”

稼ぎ方はライフステージによって変えられます。

正社員、自営業、パートなど、さまざまな働き方を選べる時代!

働き方

・社会人 ⇒ 脱サラ ⇒ 個人事業主

・社会人 ⇒ 転職

・社会人 ⇒ 専業主婦(夫) ⇒ パート

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働き方により、収入も変わる。

ライフプランと合わせて考えよう!

”会社員は手厚い保障と収入の安定が魅力”

会社員のメリット・デメリットを見てみよう!

(メリット)

・収入が安定している

・時間外や深夜の労働に手当がある

・労働時間、休日が規則で決まっている

・有給休暇がある

・住宅ローン、自動車ローンの審査に通りやすい

社会保険料の一部を会社が負担

(デメリット)

・固定給が基本なので、成果を上げても、それに見合った収入増はあまり期待できない

・会社の方針に従って仕事を進めるので、仕事上の自由度は少ない

・倒産やリストラで職を失うことがある

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「安定?」、「やりがい?」、「自由?」、「お金?」

自分の優先順位を考えてみよう!

 

「納める」

”税金の基礎知識”

そもそも、税金とは?

「税金は社会で生きるために出し合う共益費」

私たちは、国や地方自治体から、生活に必要なサービスを受けています。

インフラ整備、治安維持、教育、福祉、医療・・・などなど。

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サービスを維持するために、私たちは税金を納める義務があります。

”収入には税金がかかります”

働く人にとって最も身近な税金は、

所得税「住民税」です。

所得税とは

所得が高くなれば、税率も高くなる累進課税という仕組み。

・所得が195万円以下なら税率は5%。

・195万円~330万円以下なら税率は10%である。

※所得=収入から必要経費を差し引いた額。

※必要経費=給与所得控除、社会保険料控除、配偶者控除、扶養控除など。

住民税とは

所得に10%の税率をかけたものにプラス均等割を合算した税額。

※10%=(市町村民税6%+道府県民税4%)

 

 

※均等割(きんとうわり)=所得の多少にかかわず、定額で課せられる。(市町村民税3,500円+道府県民税1,500円)合計5,000円

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会社員なら、毎月の給料から所得税と住民税を天引きした額を、会社が社員に代わって国に納めてくれるよ。これを源泉徴収といいます。

そして、12月になったら、1年間の給与総額をもとに、税金をきちんと計算し直します。

これを「年末調整」といいます。

 

「貯める」

”お金を貯めるのは何のため?”

お金を貯める目的は3つあります。

① 将来の出費に備えるため(結婚、出産資金、子供の進学資金、老後の生活資金)

② 予期せぬ事態に備えるため(病気やケガなどの入院費用、災害などの対応費用)

③ 高額な買い物に備えるため(家の購入、改築資金、車の購入資金)

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手取りの2割を目標にコツコツ貯めよう!

1割は大きな支出のため。

もう1割は老後の資金のために。

 

「使う」

”メリハリのある使い方をマスターしよう”

お金の使い方は、

① 生活に必要な支出

② 楽しみのための支出 

に分けられます。

自分が必要と思っている支出が、本当に必要かを疑ってみましょう。

お金の管理ができない人チェック!

□ クレジットカードでの買い物が多く、引き落とし額と内容を把握していない。

□ 夜や土日にお金が足りなくなって、ATM手数料を払って下ろしている。

□ 流行っているお店と聞くと、行きたくなる。

□ 将来のことはあまり考えたことがない。

□ レシートは受け取らない。

□ コンビニや100円ショップに、ほぼ毎日行く。

こんな人は要注意!

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現金払いは、使途不明金が出やすいので、必ずレシートをもらうか、その場でスマホにメモしよう。

そして週、あるいは月に一度、定期的にお金の使い方を確認しよう!

「備える」

”病気になったり、ケガをしたり、失業したり・・・人生では時折、予想外のことが起きるものです”

こういった場面に備えるために、社会保険を学んでおきましょう。

社会保険とは、国民が病気、ケガなどの際に、一定の給付を行う強制加入の制度。

社会保険の主な内容4つを知っておきましょう。

1.【医療保険・・・労働災害ではない病気やケガの治療費の保障。

 ①健康保険・・・会社員、公務員が加入(医療費の3割は自己負担、保険料は会社が半額負担)

 ②国民健康保険・・・個人事業主(医療費の3割は自己負担。保険料は所得額による)

 ③後期高齢者医療制度・・75歳以上の人(医療費の1割は自己負担。年金収入250万円の場合、年額13万300円)

2.【年金保険】・・・老後に年金を受け取れる。障害年金、遺族年金の給付もある。

 ①国民年金・・・10年以上加入すれば、65歳から年金がもらえる(満額は40年加入)

 ②厚生年金・・・会社員のときの加入期間や年収による

 ③確定拠出年金・・・現役時代に掛金を積み立てて運用し、60歳以降に生活資金として受け取るもので、「企業型」と「個人型(iDeCo)」がある。

3.【労働保険】・・・労災保険雇用保険の総称。

 ①労災保険・・・仕事中や通勤中の事故・災害によるケガや病気の治療費、仕事を休んで給料をもらえないときの休業補償がある。保険料は全額会社が負担する。

 ②雇用保険・・・失業したときのほか、育児や介護のために休業して給料をもらえないときに給付を受けられる。保険料は業種によって会社と従業員の負担割合が違う。

4.【介護保険・・・要介護の度合いに応じて、65歳から介護サービスを利用できる保険。40歳から徴収される。会社員は健康保険と合わせて給与から天引き、個人事業主国民健康保険料と一緒に払う。

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社会人になったばかりの人は、大枠だけでも知っておこうね!

毎月の給与明細で、いくら天引きされているか確認しよう!

「増やす」

”お金を増やす基本は投資”

財布に現金を入れておいても、お金はまったく増えません。

人生100年時代!

時間をかけて、お金を増やすために、投資と向き合ってみましょう。

投資とは、株式や債券、不動産などの資産を購入し、長いスパンでそれらの資産が成長するのを目指すこと。

投資を始める前にチェック

□ 緊急時の予備資金は貯まっているか(生活費の3~6カ月分)

□ 毎月の収支に余裕はあるか。

□ 一時的に株式や不動産などの評価額が下がったときに耐えられそうか。

※3つ全部当てはまるなら、どんな投資するか考えよう。

※チェックが1つか2つの場合は、まず投資の勉強から始めよう。

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お金が増える可能性がある反面、減ることもあるのが投資です。

貯蓄が無い人にはオススメできません。

”投資の種類と特徴”

【債券】・・・国債社債

国や会社が投資家からお金を借りるときに発行する債券。

元本割れはなく、安全性は高い。

リスクは低いが、金利は0.05%程度。

投資信託・・・投資家から集めたお金を一つの大きな資金としてまとめ、運用のプロが株式や債券などに投資・運用します。

そして、投資額に応じて、投資家に利益を還元します。

1万円程度から始められる。

毎月一定額で積み立て購入すれば、さまざまな価格で買いつけられ、さらにリスクを低減できます。

確定拠出年金や、つみたてNISAなら自動的に積み立て購入になります。

 ①確定拠出年金・・・現役時代に掛金を積み立てて運用し、60歳以降に生活資金として受け取るもので、「企業型」と「個人型(iDeCo)」がある 。

 ②つみたてNISA・・・投資信託の積み立てができて、利益が非課税になる専用口座。非課税枠は年40万円(最大800万円)の20年間。 

※「NISA」は非課税枠は年120万円(最大600万円)の5年間。

 

株式投資・・・証券市場で株式を買って株主になり、配当金や優待、値上がり益をもらう。

株式とは、株式会社が資金を集めるために発行するもの。

1万円程度で買えるものから100万円前後のものまでさまざま。

日本で株式市場に上場されているのは約3,600社。

 

【外貨預金】・・・円を外貨に換えて預金するもので、利息も外貨でつきます。

預入時より円安になればお金は増えるが、円高になると元本割れのリスクがある。

 

REIT(リート:不動産投資信託・・・不動産に投資する投資信託。自分で不動産そのものを持つわけではない。

家賃収入などを元に分配金が出る。

1万円程度の少額から投資できる。

東京証券取引所には約60本のREITが上場されている。

 

【不動産(現物)】・・・アパートなどを購入し、家賃収入を得る。

高額な資金が必要で、さまざまな経費もかかる。

場所や建物の影響が大きく、経験や知識がなければ収支の予測が難しい。

 

【金(きん)】・・・金を持っていても利息はつかないが、金価格の変動により利益や損失が決まる。

金は実際に存在するので、価値がゼロになることはありません。

「有事の金」ともいわれ、世界情勢が不安定になると、価格が上がる傾向にあります。

 

【 FX 】・・・米ドルやユーロなどの外国通貨を売買して、購入時と売却時の為替の差で損益が決まる。

最大25倍までレバレッジをかけられ、リスクが高い。

 itteki
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自分に合った投資方法を見つけようね!

まとめ

お金の6つの機能

①「稼ぐ」

「納める」

「貯める」

「使う」

「備える」

「増やす」

を把握する。

 

「お金の活用力=金融リテラシー」を若いうちから身につけておくことが大切。

 

これから社会に出る若い方は、 自分で稼いだお金で自分の生活費をまかなう大人として、人生がスタートします。

その時、お金の活用力=金融リテラシーは必須です。

ある日、突然思いがけない危機があるかもしれません。

その時、会社が守ってくれるとは限りません。

守ってくれるのは、自分が身につけた知識だけです。

長い人生を自力で乗り越える力を身につけましょう。

 ◆

 ◆

 ◆

この記事があなたの人生に少しでもお役にたてればうれしいです!

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

以上、「お金の『超』基本」の要約でした!

 

 

35. アメリカの高校生が学んでいる お金の教科書:お金の勉強!【要約】

 

社会に出ても「お金」のことがわからないな・・・

 

将来のために勉強しなきゃ・・・

itteki
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世の中のことや、お金のことがもっと知りたい方へ向けた一冊です。

今回は、アメリカの高校生が学んでいる お金の教科書」を学びましょう!

アメリカの高校生は、この本で「お金」のことを学んでいるそうです。

人生に必要なことが、すべてこの本の中に詰め込まれています!

それでは、勉強開始!

著者紹介

・著者: アンドリュー・O・スミス

学生時代からお金、投資、資金計画に関するアドバイスを行い、ペンシルベニア投資同盟(アメリカでもっとも早い時期に設立された大学投資クラブのひとつ)の設立に関わる。

ファイナンシャルアドバイザー、弁護士として信託基金、遺産、投資パートナーシップ、有限会社、保険信託、不動産パートナーシップ、個人資産の相談に乗る。

結論

1.シンプルに・・お金の管理はシンプルがいちばんだ

2.質素に暮らす・・つねに倹約を心がけていれば、いざというときあわてることはな

3.借金をしない・・借金で助かることもあるが、人生が破壊されてしまうことがある。必要最小限に抑えること

4.ひたすら貯金・・早いうちから貯金を始めれば、後になって複利効果の恩恵を存分に受けることができる

5.うまい話は疑う・・うまい話には必ず裏がある

6.投資の多様化・・分散投資しておけば、ローリスクで確実なリターンが期待できる

7.すべてのものには税金がかかる・・お金が入ってくるときも、使うときも税金がかかる

8.長期で考える・・人生100年時代に備え、長い目で見たお金の計画を立てよう

9.自分を知る・・将来の夢や、自分のリスク許容度を知り、それに合わせてお金の計画を立てよう

10.お金のことを真剣に考える・・お金の基本をきちんと学び、大きなお金の決断をするときは入念に下調べをすること。お金に詳しい人から話を聞くことも役に立つ

本書の内容 

第1章 お金の計画の基本

お金の計画とは、「自分がお金を使って何をしたいか」ということだ

そもそもお金とは何か?

お金には3つの機能があります

① 交換の手段・・欲しいものや必要なものを手に入れる「手段」

② 価値の保存・・後で使うために「貯める」ことができる

③ 価値の尺度・・ものやサービスの「価値」をお金で表す

itteki
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大昔の人が自分の持っている”もの”と交換する「物々交換」がはじまりだね

”お金の計画とは、人生の中でお金に関する要素をピックアップし、具体的な戦略を立てること”

お金の状況をつかもう

「収入」・・使えるお金の把握。

「支出」・・毎月の固定費の把握。

「貯金」・・毎月どれくらい貯金するか。貯金がどれだけあるか。

itteki
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お金の計画をしっかり立てて、お金に困らないように生きよう

第2章 お金とキャリア設計の基本

キャリアとは、それまで積み重ねてきた仕事のスキルや経験のこと。

現代のアメリカで、ひとつの仕事を続ける長さは平均して”4年半”です。

転職することが当たり前の世の中になります。

転職という「変化」に対応する力を身につけなければいけません。

その力とは「人的資本」です。

「人的資本」とは、”資産価値の高い人”です。

仕事を続けていくうちに、知識、経験、人脈、スキルが手に入ります。

それがあなたの「人的資本」です。

人的資本がしっかりしていれば、転職しても、立派に通用します。

itteki
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将来必ずやってくる「変化」に備えて、力をつけておこう!

第3章 就職、転職、起業の基本

仕事の能力の基本は読み書きです。

読み書きができなければ、有意義で生産的な人生を送るのはほぼ不可能でしょう。

それと同時に問われることは、計算の能力です。

ビジネス上、お金の管理には、会計の知識は必須!

 

会計とは、お金の出入りを記録するシステムのこと。

会計の知識は、一生を通じてあなたの貴重な財産になります。

【会計の用語】

「資産」とは・・ビジネスのために購入したもの

「負債」とは・・誰かに払わなければならないお金

「純資産」とは・・「資産」から「負債」を引いた額

「資産」「負債」「純資産」を記録したものを「バランスシート」(貸借対照表と呼ぶ

※バランスシートは、その瞬間のビジネスの状態を切り取ったスナップショットのようなものです。

「収益」とは・・お客が払う代金(売上)

「経費」とは・・ビジネスを行うために払うお金(費用)

「利益」とは・・「収入」から「経費」を引いた額

「収入」「経費」「利益」を記録したものを損益計算書と呼ぶ

損益計算書は、ある一定の期間でどれくらい稼いだかということがわかる。

itteki
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会計はどんな業界、職種にかかわらず、必須の知識だね!

第4章 貯金と銀行の基本

”貯金とは「お金を使わないこと」・・すなわち、今日お金を使わないということは、明日お金を使う能力が手に入るということ”

貯金をする理由は4つです。

① 将来の支出に備えること

② 人生の大きな目標を達成するため

③ まさかのときに備えること

④ 人生における自立を実現すること

itteki
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貯金ができるということは、人格の一部になる。

人生をきちんと考え、計画を実行する粘り強さは、自制心がある証拠だ!

第5章 予算と支出の基本

予算とは、入ってくるお金の予定や、お金を使う計画のこと。

予算を立てる目的は、出ていくお金が、入ってくるお金よりも少なくなるようにすること。

そうすれば、もしものときのためにお金を確保しておくことができる。

itteki
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お金の心配のない人生を送るには、

 

慎重に予算を決める。

無駄づかいしない。

精力的に貯金をする。

賢く投資する。

 

以上がカギとなるよ!

第6章 信用と借金の基本

ローンとは、お金を持っている人が、お金が欲しい人に対して、ある一定の条件のもとでお金を貸すこと。

ローンは必ず返さなければならない。

お金を借りると、借りた金額のほかに「利息」も払わなければならない。

itteki
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利息が複利効果で増えていくのは怖いね!

雪だるま式に増えていくから、ローンはしないことだね!

第7章 破産の基本

破産とは、借金が免除される。あるいは大幅に減額されるための法的な手続きです。

やむにやまれぬ事情で借金が返せなくなった人が、重荷から解放されて、新しい人生を始めることができます。

だからといって、簡単に使っていいというわけではありません。

破産は、最後の手段と考えましょう。

itteki
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破産は確かに重荷から解放されますが、しばらくの間、社会的信用がなくなります。

第8章 投資の基本

投資とは、価値あるものを、ある一定期間持っていて、後になってそこから金銭的な利益を得ること。

投資をしたらリターン(見返り)があります。

リターンには2つの形がある。

① 投資したそのものの価値が上がること

② 投資したものが生み出す利息や配当

投資は、長期で考えましょう。

なぜなら、複利効果」があるからです。

複利効果」とは元本に利息が付くだけでなく、元本に利息をプラスした額にも利息がつきます。

長期で、低リスクで始められる投資は、

投資信託です。

投資信託」とは、投資家から集めたお金を使って、プロが株式投資を行う金融商品のことです。

投資信託には2つの種類があります。

① アクティブファンド・・プロが独自に選んだ銘柄で構成されていて、市場の平均よりも上の運用成績を目指している

② インデックスファンド・・市場平均と同じような動きになるように、銘柄が構成されている

インデックスとは、「株価指数」のこと。

代表的な「株価指数」下記の通り。

アメリカ)

・S&P500・・・アメリカの取引所に上場している大企業を、500社集めた株価指数

アメリカは全部で約5,000社の株が市場で取引され、S&P500はその内10%をカバーしている。また、市場で取引される株の総額80%を占めている。そのため、S&P500の動きをみれば、株式市場全体の動きがわかる。

・ダウ平均・・・もっとも大きい30社の株式を指数にしたもの。歴史が古く、今でも高い影響力を維持する。

(日本)

日経平均株価・・・日本経済新聞社が、東証一部上場銘柄の中から、流動性の高い225銘柄を選定し、それの平均株価の指数。

TOPIX(トピックス)・・東証1部上場の全銘柄を対象とした指数。

itteki
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投資信託の買い方として「ドルコスト平均法」がある。

毎月の購入額を一定にする買い方で、

株価が下がっているときは、たくさん買い

株価が上がっているときは、少なく買うことができる。

貯金の習慣もつき、株価の値動きに一喜一憂しないので、精神的にもいいね!

第9章 金融詐欺の基本

詐欺の被害を確実に避けられる方法は存在しません。

よくある詐欺の手口を知っておけば、いざというときに、自分を守ることができます。

詐欺によく使われる言葉。

・「〇〇をタダで提供します」

・「リスクは一切ありません」

・「秘密を教えます」

・「人生が変わります」

・「誰でも成功できます」

※その言葉、その人を信じてはいけない!

itteki
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「絶対に儲かる!」という話は、すべてウソだと思った方がいいね。

第10章 保険の基本

保険とは、保険料という小さな損失を追うことで、大きな損失に備える仕組み。

ここで強調しておきたいのは、

”若い人のほとんどは生命保険は必要ありません”

生命保険とは、一家の大黒柱が死亡したときに備えるための保険だからです。

itteki
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必要のない生命保険には、入らないようにしようね。

第11章 税金の基本

税金とは、「政府」と「政府が提供するサービス」に支払う代金です。

税金の発生には3つあります。

① 「資産」・・「何か価値のあるもの」を所有していると税金が発生します(家、車)

② 「所得」・・自分で稼いだお金に対して、税金が発生します

③ 「取引」・・店で買い物をすると、税金が発生します

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税金を喜んで払っている人は一人もいないと思うけど、

もし税金が存在しなかったら、社会が成り立たなくなるね。

第12章 社会福祉の基本

政府は、低所得者への援助や失業者への援助、学生への奨学金など、さまざまな形で国民に援助しています。

・失業保険、労災保険

・学資ローン、奨学金

・住宅ローン

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自分自身にも援助が必要なときがくるかもしれません。

最低限の知識は頭に入れておこう。

第13章 法律と契約の基本

私たちは法律と契約は無縁で生きていくことはできません。

・住んでいる住居の大家さんとの賃貸契約

・自動車のローンを組んでいるのなら、ローン契約

・会社で働いているなら、雇用契約

契約とは、当事者間の合意です。

契約が守られなかった場合は「契約違反」になります。

契約は書面で交わし、内容をしっかり確認しましょう。

itteki
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私たちの周りは契約だらけだね。

契約書の字は小さいけど、しっかり読もうね。

第14章 老後資産の基本

平均寿命を考えれば、70代後半~80代前半まで生きる可能性は高い。

つまり、老後の生活は20年前後あるということです。

若いうちから老後の備えを始めれば、仕事の収入が無くなってからも、経済的に安定した生活を送ることができます。

老後にむけた、長期的なお金の計画を立てよう!

itteki
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老後の資金作りは、早く始めるほど大きな複利効果が期待できる。

今すぐ貯金(積立して、運用に回そう)しよう!

まとめ

1.シンプルに・・お金の管理はシンプルがいちばんだ

2.質素に暮らす・・つねに倹約を心がけていれば、いざというときあわてることはな

3.借金をしない・・借金で助かることもあるが、人生が破壊されてしまうことがある。必要最小限に抑えること

4.ひたすら貯金・・早いうちから貯金を始めれば、後になって複利効果の恩恵を存分に受けることができる

5.うまい話は疑う・・うまい話には必ず裏がある

6.投資の多様化・・分散投資しておけば、ローリスクで確実なリターンが期待できる

7.すべてのものには税金がかかる・・お金が入ってくるときも、使うときも税金がかかる

8.長期で考える・・人生100年時代に備え、長い目で見たお金の計画を立てよう

9.自分を知る・・将来の夢や、自分のリスク許容度を知り、それに合わせてお金の計画を立てよう

10.お金のことを真剣に考える・・お金の基本をきちんと学び、大きなお金の決断をするときは入念に下調べをすること。お金に詳しい人から話を聞くことも役に立つ

 

 

 

アメリカは高校生の時点で、これだけ範囲の広い知識を学んでいます。

深く理解はできなくても、「知っている」と「知らない」とでは何か問題が起こったときに大きな違いがあります。

”これから社会に出る子供が困らないように”といった、教育の意図が伝わります。

日本の教育も、ここまで踏み込んだ内容を、取り入れるべきだと思います。

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この記事があなたの人生に少しでもお役にたてればうれしいです!

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

以上、「アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書」の要約でした!

 

34.  どん底サラリーマンが株式投資で2億円:お金の勉強!【要約】

正式な本の名前は「どん底サラリーマンが株式投資で2億円 いま息子に教えたいお金と投資の話」です。

お金の勉強をしていくうちに、株式投資に興味がわきました。

また、わたしにも23歳と21歳の息子がおり、ぜひ知っておいてもらいたい内容です。

 

それでは、勉強開始!

著者紹介

・著者: DokGen(ドクゲン)

1966年京都府生まれ。

某食品メーカーに勤めるサラリーマン。

35歳のときに妻と離婚し、5歳の息子と父子家庭になる。

年収は400万円ほどで、全財産は90万円。

お先真っ暗だったが、最低限の衣食住で生活費を切り詰め、年収の半分(200万円)を貯蓄する生活。

株式投資をしつつ、4年で1000万円を貯める。

これを軍資金にして、元手の約3倍まで運用できる信用取引を始める。

結果、成功をおさめ、”億り人”となる。

そして集中投資で超長期保有する自称「ほっとけ投資」を始める。

結果、さらに資産を増やし、”ダブル億り人”となる。

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本書はそんなDokGenさんが、息子と焼鳥屋に行ったとき、これまでの人生を振り返りつつ、息子へお金と投資について説くお話です。

結論

人生100年時代とも言われる長い人生を生き抜くには、株式投資が欠かせない”

”サラリーだけで生きられる時代は終わった”

”労働者は資本家を目指すべき!その方法は「株式」を買い、「投資家」になればいい”

本書の内容 

STEP1 年収400万円からの株式投資

どん底サラリーマンの強みとは”

著者は35歳のときに離婚。5歳の子供と父子家庭になりました。

全財産は90万円。

どん底から這い上がるために、自分の”強み”を分析しました。

その強みとは?

・サラリーマンなので最低限の暮らしは保証されている

・IT部門で仕事をしているのでITには少し詳しい

株式投資の主力層は高齢者なので、高齢者よりはインターネットが使いこなせる

強みを分析した結果、

”インターネットを活用した株式投資しかない!”

そして目標として、

株式投資で資産1億円築く”

そのためには、

”軍資金1000万円を貯める”

との決断にいたりました。

itteki
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まさに”背水の陣”だね!

STEP2 4年で1000万円貯める方法

”毎月決まった給料が入ってくるサラリーマンなら、出資を抑えて「節約」するだけで、お金を増やせる”

住居費は手取りの月収の15%以内

”節約の基本は固定費を削ること!”

”住居費は家計の出費の第一位!”

月々の住居費は手取りの20~30%が一般的には妥当とされていますが、軍資金を貯めるということであれば、なるべく15%程度に抑えたいところです。

ましてや、住宅ローンという大きな借金を背負うのは、株式投資にとってマイナス以外のなにものでもありません。

itteki
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投資するために限らず、住居費は抑えたほうが生活はラクだね!

多くの書籍でもよく言ってることだね。

食費は3万円前後

”食費は家計収入の15%程度が目安とされている”

単身の男性の食費平均は40,331円(総務省の2019年「家計調査」)

 

4年で1000万円貯めるには、

月収が手取り30万円なら、食費は単身者なら収入の10%となる3万円前後に抑えたい。

それを実現するために欠かせないのは「自炊」です。

itteki
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たしか、前回記事の「年収90万円東京ハッピーライフ」でも同じこと言ってたよ。

 参考記事:年収90万円東京ハッピーライフ

着るものは全身ユニクロ

”衣食住のなかでも、被服費はもっとも減らしやすい”

クリーニング代は、馬鹿にならない。

ワイシャツ1枚が150円なら、

20日間で3,000円。

年間36,000円の出費となります。

⇒アイロンをかけましょう!またはノンアイロンを買う!

普段着、仕事着にしても、ウォッシャブルでクリーニング代がかからないものにしよう!

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少しでも節約しようね!

家計簿はいらない

個人投資家に必要なのは、家計簿のように過去のお金の流れを振り返ることではなく、「いまいくら資金があり、それをどう使う(運用する)か」を明確化すること”

家計簿をつけるより、節約するための行動をすぐに起こしましょう!

”節約するには、毎月変動しない固定費をどれだけ削れるかがカギになる”

・電気代は契約アンペアを下げる

・携帯は格安スマホに変更

・保険を見直す

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節約したお金はどんどん投資にまわそう!

STEP3 1000万円からの倍増株式投資

著者の投資家人生は、次の3段階を踏んで変化してきました。

・ステージ1:徹底した節約で軍資金1000万円を貯める

・ステージ2:リスクを背負って信用取引を活用しながら「ハイリスク投資」

・ステージ3:集中&超長期保有の「ほっとけ投資」

著者はステージ2の段階のとき、信用取引で軍資金1000万円を2億3500万円まで増やしています。

しかし、ライブドア・ショックにより、株式資産が大きく吹き飛び、8000万円まで激減した経験があります。

信用取引で大きく増やし、大きく激減しましたが、軍資金1000万円が8000万円にはなっています。

この8000万円を、ほったらかしでも運用成績が好転する「ほっとけ投資」に切り替えました。

itteki
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次のSTEPで「ほっとけ投資」を具体的に学ぼう!

STEP4 資産2億円への「ほっとけ投資」

「ほっとけ投資」とは、

その銘柄を買ったら、超長期保有する投資スタイルです。

では、どのようにして「ほっとけ投資」にふさわしい銘柄を見つけるのでしょうか?

銘柄選定の4つの基準を教えてくれました。

銘柄選定4つの基準

①知っている会社

⇒自分がよく知っている業種や業界で、なおかつ実際に使ったり、見たりしたことがある。

⇒自分が好きな会社に投資したほうがいい。

「株式を買う=その会社のオーナーになる」という気持ちで!

②たぶん倒産しない会社

⇒倒産の恐れがあるかどうかを見定めるには、株価や利益の動きを見るより、財務基盤を確認する。

チェックするのは、次の3つ

1.自己資本比率(%)=自己資本÷総資本×100

自己資本とは株主から出資されたもので、「返済義務のないお金」のこと

総資本とは「自己資本他人資本」のこと。

他人資本とは銀行などからの借入金(負債)で「返済義務のあるお金」のこと

自己資本比率が高いほど経営が健全。

2.利益剰余金=企業が上げた利益から、配当金などを差し引いたもの。

この利益剰余金が大きい会社ほど稼ぐ力がある。

3.現金と現金同等物=現金や預金。現金化しやすいもの。

要するに会社にどのくらい「現金」があるか。

③割安な会社

株価が割安なのかを判断する指標に「PBR」(株価純資産倍率)と、「PER」(株価収益率)がある。

・PBR=会社の「純資産」に対して、株価が高いか・安いかを示すもの。

PBRが1.0倍未満なら、純資産が時価総額を上回り、本来の価値よりも割安で株価が推移していることを意味する。※時価総額=現在の株価×発行済株式数・・・「その会社の金額」とも言える。

・PER=会社の「収益」に対して、株価が高いか・安いかを示すもの。

PERが低いと株価は割安と判断する。

いずれもネットで検索すれば数値が出てくる。

「ほっとけ投資」の銘柄選定では、同じ業種で相対的に割安であり、PBRが1倍以下、PER10倍前後で放置されている銘柄を探す。

④小さな会社

東証一部の銘柄で、「時価総額」のランキング上位100までが「大型株」、400位までが「中型株」、それ以外を「小型株」という。

時価総額が比較的小さな「小型株」をターゲットとする。

なぜなら、市場の注目度が低いため、割安で放置されつつも、成長性が期待できるから。

itteki
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難しい用語がたくさんあるね!

大事なことはしっかり勉強して、実際に買ってみることだね!

STEP5 サラリーマンが株式投資で勝つ条件

借金をしない

”経済的に自立して、個人投資家としてまとまった資産を形成したいなら、若いうちから借金を背負ってはいけない”

”とくに数千万円もの住宅ローンを背負うことはご法度だ!”

株式は持っているだけで配当金を生んでくれるし、値上がりすれば売却益だって得られます。

でもマンションには月々のローンの支払いのうえ、管理費や修繕積立金もかかります。

税金面でも不動産を持っていると毎年、固定資産税がかかります。

 

また、クルマを所有するのも、各種税金、車検、保険、駐車場、ガソリン代がかかります。

必要なときだけ、カーシェアやレンタカーを利用しましょう。

 

借金をせずに、そのお金を投資に回すことで、将来の資産形成に大きな差が生じます!

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住宅ローン、クルマのローンは大きな足カセになるね!

スタディ(勉強)をする

株式投資には学びが欠かせない”

投資の勉強は学校の勉強とは違って、実益にかなった「楽しみ」であり「習慣化」しやすい。

 

itteki
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投資で負けたくなければ、勉強しよう!

仕事を頑張る(でも時間は売るな)

”仕事に真面目に打ち込むことは、投資活動にもプラスに作用する”

仕事の中で違う分野の人たちと触れ合うことで、投資先のヒントが見つかる可能性があります。

でも、限りのある自分の「時間」を、会社の仕事に安売りはしないようにしましょう。

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株式投資で仕事がおろそかにならないように!

自分の仕事はまっとうしよう!

筋トレは株式投資にプラス

”経済力があっても、肉体が衰えては人生を楽しめない。筋肉を鍛えて健康を維持するためのトレーニングは欠かせないと思っている”

レーニングは仕事や投資活動にもポジティブな影響を与えます。

itteki
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カラダにも投資しよう!

定年退職後の切実な資金問題

”毎日夜遅くまで働いて、それなりの成果を得て、会社から「よくやった」と評価されることをモチベーションに働き続け、いつしか定年を迎える。”

著者は会社で部下をもち、60歳を迎える職員の定年後再雇用希望者の面談をしています。

そのとき考えることは、

「この人のサラリーマン人生は果たして報われたのだろうか?」

雇用延長であと5年働いたとしても、給料は減額されてしまいます。

果たしてそれが、残りの人生を5年削ることに相応しい給料でしょうか?

 

定年後、苦労しないためにも、株式投資を含めて人生設計を考えることが不可欠だと切実に思います。

itteki
itteki

若いうちから将来を見据えた投資を始めておこう!

 

STEP6 資産2億円からの人生設計

”残りの人生のキャッシュフロー計算書”

いま持っている資産と残りの人生を考慮して、キャッシュフロー計算書をエクセルでつくってみましょう。

itteki
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わたしも残りの人生のキャッシュフロー計算書を作ってみたよ!

家族の年齢、ライフイベント、収入金額、支出金額、預金残高を年度別に表にしました。

残りの人生の必要金額がわかると、いまやるべきことが見えてくるね!

まとめ

 

人生100年時代とも言われる長い人生を生き抜くには、株式投資が欠かせない”

”サラリーだけで生きられる時代は終わった”

”労働者は資本家を目指すべき!その方法は「株式」を買い、「投資家」になればいい”

これまで「お金を増やす」とは、会社で働いて増やすしか頭にありませんでした。

残業したらお金が増える・・・

昇給したらお金が増える・・・

出世したらお金が増える・・・

ぐらいかな・・・

このまま定年まで同じ会社で働いていたら、おそらく「投資でお金を増やす」には気づかずにいたでしょう。

「わたしのサラリーマン人生は果たして報われたのだろうか?」

と、死ぬ前に後悔していたかもしれません。

お金の勉強を始めて、「投資」の必要性は十分に理解できました。

わたしも「投資」の勉強を始めて、実践していきます。

そして息子たちには豊かな人生を送ってほしいので、投資の知識を伝えたいと思います。

 

最後に著者は焼鳥屋で息子とビールを飲みながら、次のように話しています

「会社の給料でいい人生を送れる時代は、おばあちゃんの時代で終わっている」

「給料以外の収入を得るために、軍資金1000万円を貯めろ」

「会社は社員の生活を守るつもりは、これっぽっちもない」

「自分が働かなくても、お金が入る手段を考えておけ」

国の財政が破綻寸前で、少子高齢化で年金制度がガタガタになりつつあるということは、ずいぶん前から指摘されている。

どれだけ警鐘が鳴らされていても我関せずで、なんら行動せず、老後の生活が危機にさらされたとしたら、それは自己責任でしかない。

サラリーマンが給料以外に株式投資などで稼ぐことは、もう当たり前の時代になっている。

問題は定年退職か早期リタイヤまで、どのくらいの資産を貯められるかだ。

だから、母がしてくれたように、自分は社会人となる息子に株式投資の勉強代として80万円を渡した。

そのときに条件としたのは、次の3つだった。

「自分で投資先を探すこと」

「パパに投資先を訊かないこと」

「リスクが高いFX(外国為替証拠金)と仮想通貨(暗号資産)はやらないこと」

 

p.171-172

 

この記事があなたの人生に少しでもお役にたてればうれしいです!

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

以上、「どん底サラリーマンが株式投資で2億円」の要約でした!

 

 

33.  年収90万円東京ハッピーライフ:お金の勉強!【要約】

今回は「年収90万円東京ハッピーライフ」を学びます。

収入は多ければ多いほど幸せになれると思っていましたが、少ない収入でも工夫しだいで毎日が快適に過ごせて、自分なりの幸せを実感できることを教えてくれます。

本書はお金の勉強というよりも、お金に対する価値観やお金との向き合い方を学びます。

著者紹介

・著者: 大原 扁理(おおはら へんり)

・1985年愛知県生まれ、東京都在住。高校卒業後、3年間引きこもり、海外ひとり旅を経て、隠居生活を始めました。本書は2016年初版発行ですが、この時点で隠居6年目です。木食行(木の実だけ食べて暮らす修行)に憧れているそうです。 

著者はビジネスや株で儲けて、アーリーリタイヤしているわけではありません。宝くじも当選していなければ、親の遺産があるわけでもありません。20代で隠居して、わずかな収入で生活して、人間と関わらず隠居しています。

幼い頃から空気が読めず、周囲と話を合わせられず、社会や集団行動が辛くて悩んでいました。

高校卒業後、私生活で他人と会うのを一切やめ、生活費を稼ぐためのアルバイトだけはしていました。

それ以外の時間は図書館で借りた本を読んだり、映画を観たり、料理を作ったり、掃除をしたり、寝たり起きたりの生活です。

実家から東京に引っ越してきたときは杉並区で7万円以上の家賃のところに住んでいましたが、現在は多摩地区の2万8千円のワンルームに引越しました。

忙しすぎる仕事を辞め、現在は週に2日介護の仕事をしています。

結論

 

”社会的成功から乗り遅れまくったら、不幸になるどころか毎日が楽しすぎる!進学、就職、結婚といった「ジョーシキ」っていったい何だったんだろう。”

”大切なのは、「好きなことで生きていく」じゃなくて

「イヤなことで死なない」こと。”

本書の内容 

第一章・ハッピーライフの基本とは

”「どうすれば自分が幸せか?」を自分自身が知っていること”

わたしたちは子供の頃から親や学校から「ふつう」や「当たり前」を刷り込まれています。

この、世間の「ふつう」や「当たり前」ほど、ぼんやりして当てにならないことはありません。

著者は「自分の実感を基準にしたほうがいい!」と言っています。

自分の実感を基準にしたほうが、なにか変化があっても、人のせいにしなくてすむし、長い目で見ればずいぶんラクに生きられるからです。

そんな著者が毎日をどんなふうに実感しながらすごしているのか?

一日の暮らしぶりを紹介します。

(朝)

・夏は朝陽に早く当たりたいので6~7時に起きる

・冬は8時すぎくらいまでふとんに入って、陽が昇って自然に気温が上がるのを待つ

・冷暖房を一切使わない

・ふとんの中で、枕元のラジオでニュースや天気予報を聞く

・起きたらまずは窓を開けて部屋の空気を入れ替える(新しくなった感じで、良い1日が始められそうな気がするから・・・)

・湯たんぽのお湯で洗顔

電気ケトルで白湯をつくる(つくっている間にラジオ体操をする)

・白湯を飲みながらブログの更新、メールチェック

・朝ごはんは、パンとリンゴジュース(冬は野菜と豆腐のコンソメスープ)

・自由時間(読書、足湯、日記を書いたり)気ままに過ごす

(昼)

・昼ごはんは、蕎麦か中華麺(具は(冬)人参としょうがをすりおろしたもの(春)自分で摘んできたヨモギとか・・)

(午後)

・散歩がてらスーパーや農家の直売所で野菜の買い物

・図書館へ行く

・掃除をする

(夜)

・17時ごろ夕飯(玄米、お味噌汁、漬物、おかず一品) 腹6分目が調子いい

・ふとんをかぶりながら読書する

・無料動画サイトで映画を観る

・1日を振り返り「今日も平穏無事に過ごせてありがたいなー」と思う

・ラジオをつけっぱなしにして寝る

itteki
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このような毎日だったら、気持ちが本当にラクだね。

『みんなも著者を見習って隠居しよう!』

というお話ではありません。

外野がとやかく言っても、自分が本当に好きなことを優先するために、今置かれた状況でどうすればいいのかを考えるのが大切!

 

itteki
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どうすれば自分は幸せなんだろう?

自分はどんな生活をしたいのかな?

一度立ち止まって考えてみよう!

 

第二章・フツーって何?

進学とか就職ってしないと生きていけないんでしょうか?”

進学しないといけない!とか

就職しないといけない!とか

それ自体のプレッシャーで「辛い」と感じる人もいます。

”やりたいことを探せ!”

”好きなことを見つけろ!”

ってなんだか疲れちゃいますよね・・・

著者はこう言っています

好きなことなんかしなくても、今すぐ見つけなくても、もっと言えば死ぬまで見つからなくったって、別にいいじゃないですか。大事なのは、嫌いなことで死なないこと。

進学か就職か、さもなくば会社でも興さないと生きていけないんじゃないか、と焦っている人へ。進学や就職をしなくても、社長になって一旗あげなくても、意外と生きて行けるもんですよ。

出典:p.30

itteki
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自分は何が好きなのか?と考えるより

やりたくないものを探して、どんどん消去していこう!

”フツーって何かな?”

フツーってなんだか漠然としてますよね?

常識に従うのがフツー?

ルールを守るのがフツー?

itteki
itteki

みんなと同じことがフツー?

当たり前!ってこと?

著者はこう言っています

・仕事は食っていけるだけにする

・旅行は行きたいと思うなら行く

・好きな人がいれば一緒にいる

・手持ちのお金で買えるものだけで生活する

”世の中の当たり前に従わなくていいんです”

”もっとシンプルにいこうよ!”

出典:p.55

itteki
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自分の実感に従って、シンプルに考えるのがいちばんだね!

第三章・衣食住を実感する暮らし

「食」で、ひとはつくられる

”現代の人は食べることをないがしろにしすぎている。機械的に食べて胃をふくれさせている

金銭的、健康的、精神的に自分が納得できるところとして、

昔ながらの日本食に行きつきました!しかも平民が食べるような粗食です!

玄米菜食中心で、玄米、お味噌汁、漬物、納豆やサバ味噌煮、たまにギョーザなどです。

粗食をしたらこう変わりました!

粗食をしたらこう変わった!

・肉を食べなくなった(競争とか勝負と無縁の生活で肉離れとなったらしい・・・)

・肉を食べなくなって、欲も減った(食欲、睡眠欲、性欲、物欲、金銭欲 必要な分だけ)

・怒りがなくなった(他人が何しようが本当にどうでもいい)

・毎日快眠快便

・一日の食費が300円ぐらい

itteki
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健康的、経済的にも粗食の自炊がいちばんだね。

「衣」を、生活から考える

”「何を着たいか?」ではなくて、生活に裏打ちされた「着るべきもの」がおのずと決まってくる”

「衣」で大事にしていること

・服は流行に左右されないスタンダードなもの

・着心地が良くて、飽きがこない

・仕事着にも普段着にも出来る動きやすい服装

・汚れてもすぐに買い替えられる価格帯

・どこにでも売っているようなものでオッケー

・基本的にラクな部屋着

・足元はサンダル・スニーカーとか軽くて歩きやすいもの

・アクセサリー類は一切しない

・家でガンガン洗えるもの

・年中着回せるもの

・収納が少ないので、入るだけの服しか持たない

・服を選ぶことに時間を取られない

・服装よりも姿勢が大事。立ち方、座り方、歩き方

itteki
itteki

とってもシンプルだね。

最後の「服装よりも姿勢が大事」は共感しました!

「住」は、恋人のようなもの

”家にいて幸せと思えたら人生の半分は幸せも同然です。だって家にいる時間って、人生の中でもかなり長いですよね。”

著者はこれまで7万円以上の家賃のところに住んでいましたが、現在は2万8千円のところで隠居しています。

・5畳ワンルーム。バス、トイレ、ロフトまで付いている(ここは天国か!)

・駅から徒歩20分(誰も訪ねて来ないから嬉しい!)

・スーパー、コンビニも周辺に無い(いっぱい歩ける!)

なによりも雨とか雪の日でも屋内にいるから全然濡れないと考えるだけで嬉しくなるそうです。

家に求めるのは

・治安が良く、騒がしくない

・地味に静かに、目立たず暮らせる

・家賃のためにあくせく働かなくていい

・掃除が楽しくできる適度な広さ

itteki
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最初のひとり暮らしの物件の探し方を教えてくれたよ!

【最初のひとり暮らしは?】

・最初の部屋は、お試し期間1~2年と決める

・職場や学校に1時間以内で通える

・収入の3割ぐらいの家賃

・近所の商店やクリーニング屋さんに周辺の治安や、事故物件ではないことを聞こう

・住んでいるつもりで周辺を歩き、雰囲気が好きか確かめる

・ネットで探すならアットホームがオススメです

itteki
itteki

お試し期間の1~2年で、自分にちょうどいい生活水準がわかると思うよ。

第四章・毎日のハッピー思考術

働くということ

上京してきたばかりの頃、働きまくって、稼いだお金の大半が生活費と税金に消えていた。お金は今よりずっと稼いでいたけど、余裕はなく、どうひいき目に見ても幸せとは思えなかった。”

著者は

必要なお金が少なければ少ないほど、働かなくていい

まずは、生活費のかからない方向に頑張って、そこから労働を減らしていこう

と言っています。

心構えとして・・・

① まず物欲を減らす・・・そもそも本当に欲しいかどうか自分を疑う

② 工夫して生活する・・・外食は控えて自炊。野菜は食べきる。自転車で生活。寒くても暖房はつけず厚着。

③ 「欲しいもの」ではなく「必要なもの」だけを買う・・・欲を減らすことに欲を出す。

④ 週に最低何日働けばいいか逆算&実践

itteki
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著者の家計ってどんな感じなんだろう?

一ケ月の生活費】    

◆家賃・・・・28,000円

◆共益費・・・1,500円

◆固定費・・・15,000円(光熱費、ネット)

◆食費・・・・10,000円

◆その他・・・5,000円~10,000円

最低限に切り詰めれば、月60,000円台くらいだそうです。

itteki
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自分の生活費を把握すると、どのくらい働いたらいいのかが見えてくるね。

低所得者にとっての税金・年金

itteki
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税金や年金はどうしてるんだろう?

著者の年収はだいたい100万円以下だそうです。

行政にも無視されて、所得税の通知は来ないし、住民税も免除になっているそうです。

年金も全額免除です。

所得が少ない人は年金の免除の申請ができます。

国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度について】

●保険料を納めることが困難な場合

ご本人からの申請によって保険料の納付猶予または全額、もしくは一部(4分の1、半額、4分の3)が免除になる制度があります。

 

免除の割合に応じて、一定の年金額が保障されます。

例えば、全額免除の期間は、保険料を納めなくても、年金額が2分の1保障されます。

※免除の手続きを行わず未納の場合は保障されません。

出典:日本年金機構

itteki
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小労働、低消費の人にとってはありがたい制度だね。

将来について

”「将来どうするの?」という質問をものすごくされるんです。”

itteki
itteki

著者にとっての将来とは?

・将来を考えたときに、個人として出来ることって、結局毎日をただシンプルに、きちんと生きていくしかないんじゃないかなあ

・毎日をただきちんと生きていると、今日のこの日に、今までのことも将来のことも全部ちゃんと含まれている。

・今この瞬間を大切に生きること。

出典:P.180-181

あんなに将来のほうを向いて頑張って働いても何も残らなかったのに、自分も周りの人も大切にして、目の前の日々を倦まず弛まずコツコツ生きてたら、将来の不安、どっかいっちゃった。

出典:P.183

itteki
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一日、一日を大切に生きることの積み重ねが、著者にとっての将来なんだね。

まとめ

”社会的成功から乗り遅れまくったら、不幸になるどころか毎日が楽しすぎる!進学、就職、結婚といった「ジョーシキ」っていったい何だったんだろう。”

”大切なのは、「好きなことで生きていく」じゃなくて

「イヤなことで死なない」こと。”

 

ひとの中で生きている以上、どうしても常識とかルールに縛られてしまいますよね。

しかも人によって捉え方が違うから面倒クサイ!

ならいっそ人と関わることがなければ・・・

著者のように、なかなか人と関わらないってことは出来ませんが、

こんな生き方もあるんだ・・・と思える一冊でした。

まずは自分の「イヤなこと」を洗い出してみてはどうでしょうか?

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この記事があなたの人生に少しでもお役にたてればうれしいです!

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

以上、「年収90万円で東京ハッピーライフ」の要約でした!