39. 【要約】10万円から始める!小型株集中投資で1億円:お金の勉強

 

株式投資やってみたいなぁ・・・

少額でも投資できるかなぁ・・・

 

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少額でも株式投資ができることを教えてくれる一冊です!

 

「つみたてNISA」や「iDeCo」で投資信託を始めた方は多いと思います。

でも実際に株式投資をやってみた人はまだ少ないんじゃないでしょうか?

わたしもその一人です。

今回は、少額でも株式投資の始め方を学びます。

それでは、勉強開始!

著者紹介

・著者: 遠藤 洋(えんどう ひろし)

6年前まで普通のサラリーマン、いまは投資家・自由人。

投資コミュニティiXi(イクシィー)主宰。

1987年埼玉県生まれ。

東京理科大学在学中の夏休み、新しいことをやろうと、家庭教師のアルバイトで貯めたお金を元手に知識ゼロの状態から投資をはじめる。

すると有名企業の株より小型株、分散投資より集中投資のほうが、じつは低リスク&高リターンであることを実体験。

大学卒業後、ベンチャー企業に入社するも、投資で得た資金を元手に26歳で独立。

現在は投資しながら1年のうち半分は国内外を旅して自由を謳歌しつつ、次世代を担う投資家や事業の育成に力を入れている。

結論

1年以内に株価3倍以上になる「小型株」をみつけて、

1銘柄に「集中投資」すること!

じつは、小型株集中投資こそ、

最低リスク&最高リターン!

究極の投資方法なのです。

本書の内容

投資家になったワケ

大学の夏休み、軽いノリでFX取引にチャレンジ

あっという間に30万円を全損失

そこから投資の本や雑誌を買い、投資の勉強を始め

アルバイトで貯めた10万円で株式投資を始める

誰もが知る大企業や株主優待が魅力的な銘柄に投資してみる

株価が上がる気配なく、ズルズル下がる

下がる理由は、有名企業は知名度が高いため、みんなもうその会社の株を持っていて、新たに買う人が少ないこと

そこで、「まだ時価総額が小さい会社(小型株)に投資したほうが何倍にも伸びる可能性が高い」ことに気づく

投資で得た利益を、その次の取引に投資する「複利」でまわし、さらに給料やボーナスの一部を追加するなど、どんどん運用金額を増やしていく

ジャスダックマザーズといった新興市場の小型株集中投資で一気に資産が増える

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失敗してもあきらめず、投資を続けてきたことが良かったんだね。

「手元資金10万円」から資産1億円を築くまでのロードマップ

STAGE1 「手元資金10万円」

⇒1銘柄に集中投資する。仮に10万円投資してマイナス2万円で損切りしたとしても、学んで、過ちを繰り返さない。ここは「練習試合」。

STAGE2「資産100万円~1000万円」

⇒引き続き、10~20%で損切りしつつも、あきらめずに投資を続けることが大切。

・「きちんと続ける」だけで、将来の資産額が1桁とか2桁は違ってくる。

・このステージでも、投資先は基本1銘柄、多くても3銘柄。

STAGE3 「資産1000万円~3000万円」

⇒ここから先は一気に投資が楽になる。

・多くても3銘柄。

・もしものときのために、余剰資金(全資産の1~2割)取っておく。

STAGE4 「資産3000万円~1億円」

⇒このステージで大事なのは「資産を減らさない」こと。

・多くても5銘柄。

・余剰資金の目安は、全資産の2~3割。

STAGE5 「資産1億円超~」

 ⇒日本で上位2.3%に入る資産家の仲間入り。

・資産1億円を達成したご褒美を設定する。

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とにかく証券口座を開いて、やってみよう!

「とりあえずやってみる」ことが大切です。

それによって次の行動がうながされたり、必要な情報が入ってきます。

とにかく、やってみよう!!!

基本は株価3倍以上を目指せる銘柄をみつけること

1年以内に3倍以上になる成長株8つのチェックポイント

上場して5年以内の会社・・・日が浅い方が、その資金を活用して事業を拡大する「伸びしろ」が大きい。

時価総額が小さい(300億円以下)・・・時価総額とは、その会社を丸ごと買うときの値段。

時価総額が100億円と1000億円の会社があれば、1年以内に株価が3倍以上に成長しやすいのは、時価総額100億円のほう。3倍の300億円にしたいなら200億円増やすだけだから。

創業社長が現役・・・経営に対する覚悟や責任感、影響力のレベルが格段に強い。

社長や経営幹部が大株主・・・現役の創業社長が筆頭株主である場合、株価上昇を強く意識した経営が展開される。

高学歴の新卒社員がいる・・・高学歴で優秀な新卒が入るベンチャー企業は、その後、3~5年でほぼ例外なく業績が伸びている。

社員の平均年齢が若い・・・小型株「伸びしろ」という点で考えれば、若手社員が多い会社のほうが有望。

みんなが欲しいと思う商品を提供している・・・消費者目線に立ち、「自分が使いたい」とか「家族や友人にすすめたい」と思うような商品・サービスを展開している会社がいい。

株価チャートが上昇トレンド・・・投資資金が限られる個人投資家は「いま値上がりしている銘柄」に投資したほうが投資効率は高まる。

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該当する項目が多いほど、急成長するポテンシャルが高いよ。

あなたの身近にお宝情報がある

小型株集中投資では、消費者感覚で世の中の流行をつかむことが大切です。

あなたの身近にお宝情報が眠っているかもしれません。

例えば

・街なかで長い行列があるお店

・公共交通機関で目にする広告

・テレビCMを打ち始めた

これらのことに気づいたとき、「これはチャンスかも!」と反応しましょう!

業績も株価の伸びていく可能性が高いです。

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Twitterでの情報収集は「個人的な意見は無視して、事実だけを拾う」を心がけよう。

「買い時」と「売り時」

株式投資の基本は、有望な銘柄を「みつける」「買う」「売る」の3つのステップ!”

自分が「コレ!」と思った銘柄を見つけたら、次は「買い時」と「売り時」です。

コツは、

「商品・サービスが世の中に浸透する半歩前に上昇トレンドをつかんで投資し、

下降トレンドに転じる半歩前に売れば、大きな利幅を得られます」

ゲーム関連株を例とすると、

「買い時」は、自分のまわりで流行っていると実感したときです。

・まわりの友だちや子どもの多くがそのゲームで遊んでいる

・電車内でそのゲームをやっている人を見かけることが増えた

・実際に自分自身もそのゲームにハマって課金した

・テレビCMを大きく打ち始めた

そして「売り時」は、”誰もが知っている状態”になったときです。

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ゲーム会社の株は値動きが激しい。

パズドラが大ヒットしたガンホーの株は、たった1年で90倍に急騰したあと、急降下。

そして、約3年後には、5分の1の水準まで値下がりしました。

「売り時」のタイミングを逃すともったいないね。

株式投資でやってはいけない8つのこと

”投資で勝つにも「やらないことを決める」ことが大切!”

株式投資でやってはいけない8つのこと

分散投資はやってはいけない・・・分散投資は勝てない投資の典型です。分散投資は1銘柄にかけられる手間も集中力も限られてしまう。

×「タマゴを1つのカゴに盛るな」(落したときに全部割れてしまう)⇒これは間違い!

「タマゴは1つのカゴに盛れ」(ただし、どのカゴに盛るかは徹底的に調べ上げろ!)⇒正解!

※1つの銘柄に集中投資すれば、「失敗できない」という意識も強く働くため、より丁寧に調べるようになる。

下がった株を持ち続けてはいけない・・・塩漬けにした株は「業績は悪くないから、いずれ持ちなおすだろう」と思っても、その時点で損切して現金化にするのが得策です。

なぜなら、塩漬けの間、お金はロックされ、もっと値上がりする株の投資チャンスを失ってしまうからです。

「値下がりした株はそのまま下がり続け、値上がりしはじめた株はそのまま上がり続ける」

これは投資の七不思議の1つなのです。

有名な大企業の株は買ってはいけない・・・いま有名な大企業ではなく、いまは無名でも近い将来有名になりそうな会社が投資にとってのいい会社。

株式投資で大きな利幅を得たい投資家が買うべきなのは、いまは規模が小さくても、これから株価が大きく上昇しそうな会社です。

株価をみて買ってはいけない・・・株価ではなく「時価総額」をみる。

投資で勝ちたいのであれば、株価が安いか高いかで判断するのではなく、必ず「時価総額」の規模をチェックするようにしましょう。

キャベツで例えるなら、時価総額=キャベツ丸ごと1玉 株価=千切りしたキャベツ

Twitterで盛り上がっている株を買ってはいけない・・・有名な投資家がすすめているからといって、自分の頭で考えもせずに買うことは絶対にNGです。

Twitterを盛り上げ、自分の保有銘柄を値上がりさせるためのポジショントークかもしれません。

⇒当の本人は「売り時」を見ています。

理解できない株を買ってはいけません・・・理解する状態とは?⇒他人に説明できるような状態のこと!

以下を理解しましょう。

(1)事業内容は?

(2)ビジネスモデルは?

(3)商品やサービスはどんなところが優れている?

(4)社長はどんな人?

(5)大株主はだれ?

(6)時価総額は?

(7)売上高と利益は?

(8)株価が上がる根拠は?

(9)株価が下がるとすればどんな原因が考えられる?

(10)経営の課題は?

以上を答えられるようにしましょう!

銀行や証券会社がすすめる投資信託買ってはいけない・・・金融機関がすすめる投資信託などの商品は、ほぼすべてが金融機関が儲けるための商品だと思っていいです。⇒手数料で儲けようとしている。

他人に預ける投資はやってはいけない・・「高利回り」をうたった商品などで、他人に預ける投資があります。この”他人に預ける投資”の元本は最終的には全部失ってしまうと覚悟したほうがいいです。

なぜなら、ちゃんとした投資案件であれば、個人からわざわざ集めなくても、銀行や企業など、資金を出してくれるところがたくさんあるからです。

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やってはいけないことを忠実に守ることが、勝ちにつながっていくんだね。

まとめ

1年以内に株価3倍以上になる「小型株」をみつけて、

1銘柄に「集中投資」すること!

じつは、小型株集中投資こそ、

最低リスク&最高リターン!

究極の投資方法なのです。

「投資の神様」ウォーレン・バフェット氏はこう言っています。

’’株式投資の極意とは、いい銘柄をみつけて、いいタイミングで買い、いい会社である限りそれを持ち続けること’’

 

 

本書でも、株式投資の基本は、有望な銘柄を「みつける」「買う」「売る」の3つとありました。

「3つだけ」と聞くと、とてもシンプルですが、実際に行動に移すまでが大変ですね・・・

じつは、株式投資は「行動するか」「行動しないか」の2択なのかもしれません・・・

勉強して、自分の頭で考えて、行動する!

これしかありませんね!!!

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この記事があなたの人生に少しでもお役にたてればうれしいです!

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

以上、「10万円から始める!小型株集中投資で1億円」の要約でした!