38. 【要約】「投資の『超』基本」:お金の勉強

 

投資って楽しいのかなぁ・・・

 

 

本読んでみたけど、難しそうだなぁ・・・

 

itteki
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そんなあなたに、投資の楽しさを教えてくれる一冊です!

 

「投資」というと、

「ギャンブルみたい」・・・

「危なそう」・・・

などのイメージがありますね。

しかし、投資はそもそも、大勢の利益を守るために発明された仕組みです。

17世紀の大航海時代、商人たちは貴重なアジアの香辛料をヨーロッパにもたらすことで、巨額の富を得ました。

一方で、嵐や疫病に見舞われ、全財産を失う危険もありました。

危険がともなう航海に際し、大勢で出資して航海に成功すれば、貿易で得た利益の分け前を出資した者に分配する。

これが「投資」の始まりと言われています。

いま現在、「投資」は私たちにもできる時代です。

「投資」の仕組みをしっかり学んでお金を増やしていきましょう。

それでは、勉強開始!

著者紹介

・著者: 泉 美智子(いずみ みちこ)

株式会社六次元(子どもの環境・経済教育室代表)。

全国各地で講演活動、テレビ、ラジオに出演。

 

・監修者:奥村 彰太郎(おくむら しょうたろう)

ファイナンシャル・プランナー(CFP)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士

1995年マネー情報誌『あるじゃん』を創刊、発行人を務める。

結論

株式投資に興味をもち、

「教科書的な知識だけでは実感が湧かなかった。経済の動きや世界情勢などを肌で知る手立てとして、銘柄や株価を知った・・・。社会を見る目が変わって、すごく楽しい!」

と言ってたことを今思い出しています。

出典:投資の『超』基本 p.2

本書の内容

ライフプランと投資

”早いうちから将来設計をイメージしよう”

人生のこれからを思い描いてみましょう。

・どんな仕事をする?

・勤める?独立する?フリーランス

・何にお金をかける?

・したいこと、譲れないことは何?

・どこに住む?家を買う?賃貸?

・子どもを育てる?何人?

・リタイヤはいつ?

 itteki
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日々の生活の充実だけではなく、長期的な将来設計をイメージして、マネープランをしっかり考えよう。

金融商品を選ぶポイント

”投資の目的に合わせて金融商品を選ぶ”

金融商品3つのポイント

「収益性」(増やす)・・・投資したお金が大きくなって返ってくる。

※目的:老後資金を貯めておきたい

※商品:株式、投資信託

「安全性」(守る)・・・・リターンは低いがお金が安全に守られる。

※目的:住宅購入資金、子供の教育費

※商品:預貯金、債券、保険

流動性」(備える)・・・お金が必要になったときすぐに引き出せる。

※目的:病気や失業など、万が一のとき

※商品:現金、預貯金

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3つすべてを備えた商品は、残念ながらありません。

ライフプランに合わせて、バランスよく組み合わせよう。

主な金融商品

株式投資

株式投資は、証券取引市場に上場している企業の株式を売買したり、配当や株主優待で利益を得ることです。

※値上がり益や配当を得るのが株式投資のメリット。その反面、株価の値下がりや経営破綻などのリスクをともなう。

収益性☆☆☆ 安全性☆ 流動性

『債券投資』

債券とは、国や企業が市場から資金を得るために発行する有価証券。期限が来たら額面金額が返済されます。債券を持っている間は利息を受け取ります。

国債をはじめとする安全性の高い公共債がある一方で、企業が発行する社債には信用度のリスクがあり、外国債には為替変動のリスクが存在します。

収益性☆ 安全性☆☆ 流動性☆☆

投資信託

投資信託は、「ファンド」ともいい、株式や債券などさまざまな金融商品を組み合わせた商品です。

※少額で始められ、専門家が運用するので、投資の手間や時間がかかりません。また、分散投資のため、リスク軽減が図られていますが、元本保証はありません。

収益性☆☆ 安全性☆ 流動性☆☆

株式投資の仕組みを知る

株式とは

株式とは、企業が事業資金を投資家から調達した際、投資家に渡す預かり証です。

株式を持った人は、その企業の株主となります。

株主のメリットは2つあります。

キャピタルゲイン・・・株式の売却益

インカムゲイン・・・配当と株主優待

株式市場とは

株式は世界各国で取引されていて、株価は常に変動しています。

株式市場

【日本の証券取引所

東京証券取引所(一部、二部、マザーズジャスダック

札幌証券取引所

名古屋証券取引所

福岡証券取引所

【海外の証券取引所

ニューヨーク証券取引所、ナスダック(アメリカ)

・ロンドン、ユーロネクスト、上海、香港、ボンベイ・・他

会社の決算書を見る

株式では、利益を得るだけでなく、自分が投資することで社会の役に立つかどうか、という視点も大切です。

そのためには、会社の動きを知る必要があります。

会社が好調なのか、不調なのかを見極めるため、決算書を見ましょう。

決算書とは、

貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」

3つから成り立っています。

主に見るのは、

貸借対照表」「損益計算書です。

貸借対照表とは、会社の事業資金がどこから集められているか、またどのような形で保有しているかを示すもの。

損益計算書とは、その期間、会社がいくら儲かったかを示すもの。

キャッシュフロー計算書とは、企業に入ってくるお金から、出ていくお金を引いた収支のこと。

お金の流れから、経営状態を見るもの。

・営業活動によるキャッシュフロー

・投資活動によるキャッシュフロー

・財務活動によるキャッシュフロー

 がある。

 itteki
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決算書の知識は投資だけでなく、仕事上でも役に立つから、しっかり勉強しておこう!

まとめ

株式投資に興味をもち、

「教科書的な知識だけでは実感が湧かなかった。経済の動きや世界情勢などを肌で知る手立てとして、銘柄や株価を知った・・・。社会を見る目が変わって、すごく楽しい!」

と言ってたことを今思い出しています。

出典:投資の『超』基本 p.2

上記の言葉は、著者の講義を受けた学生の言葉だそうです。

自分で銘柄を選んで投資することで、その企業のスマホのニュースやテレビの情報に関心が湧きます。

投資はお金を増やすだけでなく、投資を通じて、世の中の勉強にもなります。

勉強になる上、自分のお金も増えれば、喜びは倍増しますね。

投資を楽しみながら、挑戦してみてください。

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この記事があなたの人生に少しでもお役にたてればうれしいです!

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

以上、「投資の『超』基本」の要約でした!